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弁理士には英語力も大切


試験の内容が実務と乖離している資格試験はいくつか存在しますが、弁理士試験もそのひとつと言えなくはありません。

こう書くと、

「あれ?弁理士試験は知的財産法についての知識を問う試験だよね。弁理士の仕事は知的財産などの特許関係のことだから、バリバリに実務に直結するんじゃない?」

と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、実務で必要になる知的財産法の分野について勉強しているという点では、実務に関係があるということができるでしょう。


しかし、実際の、弁理士の仕事では、特許などの知的財産の知識だけでなくて、いろいろな知識が必要になってきます。

たとえば、よく言われることが、「法学部を出ただけの弁理士は役立たない」ということですね。

というのは、知的財産に関する知識はあっても、実際に特許書類を作成していくためには、理系の知識。それも、大学院を卒業するくらいのレベルの知識が必要であるといわれています。

そのため、そうした理系の知識を持っていない法学部出身の弁理士だと使えないということです。

もちろん、弁理士試験では、論文試験において、選択科目として、理系の分野についての知識が問われていますが、選択科目ですから、その分野を受験しなくても、合格することは十分に可能です。


そしてさらに、現在では、特許は日本国内だけの問題ではなくて、世界的な問題でもあります。外国で特許をとる必要があったり、外国の企業と特許関係の交渉を行っていくこともあります。

そのため、国際的な識見や英語力も必要になってきます。

TOEICのスコアも800点近くあることが望ましいですし、英語で専門的な文書を作成する能力も必要になってきます。

弁理士試験では、条約や国際法の知識は問われますが、英語力は問われているわけではありません。


そうした意味においても、弁理士試験が実務に直結しているとはいえないでしょう。

弁理士試験では問われていない、足りない部分については、自分で補っていくことが必要になります。

たとえば、理系の知識については、専門の大学院に入りなおして、勉強したり、英語についても、TOEICのスコアをあげていく努力が必要になります。

もちろん、弁理士試験の勉強も理系の大学院に進学することもTOEICの勉強も同時に一気にやろうとするのは、なかなか大変なものですから、まずは、弁理士試験に合格することに力を入れて、合格した後で、理系の大学院進学やTOEIC受験を考えても遅くはありません。

これから、弁理士試験を受験しようと思っている方は、参考にしてください。



by役に立つ資格を取ろう 弁理士より引用


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