行政書士として開業するなら営業許認可をメインとしつつも様々な業務を扱おう

行政書士の仕事は文字通り、役所に提出する書類の作成を代行する仕事です。

営業許認可などの仕事は、行政書士のメインの仕事です。

ただ、今の時代は、営業許認可などをメインにしている行政書士でも、それだけをやっているのかと言うとそうではありません。

営業許認可をメインとしつつも様々な業務を行っているのが一般的です。

例えば、A建設会社の営業許認可手続を代行したら、それで付き合いは終わりというわけではありません。

A建設会社が取引先と契約を結ぶに際して、契約書を作りたい。あるいは、先方の契約書がこちらにとって有利なのか不利なのか知りたいといったような場合に、契約書の作成やチェックなどの仕事を請けるということもあります。

A建設会社の取引先が、請け負い代金を支払ってくれなくて困っている。そんなときに内容証明郵便を利用して支払の督促を促すお手伝いをしたり、それでもだめな場合は、簡易裁判所への手続をサポートするというようなこともあります。

A建設会社の社長が死去した際には、相続手続きをお手伝いしたり、事前に遺言書を作成するようなことがあれば、もちろん、サポートする。会社の経営をゆだねたい人がいる場合は、どのような形で事業承継すれば、最も効率的なのか相談に乗り、実際に計画を建てて実行していく。

というように、行政書士として仕事をしていると、多様な相談や仕事に関わるようになるものです。

最初から、全ての業務に精通するということはなかなか難しいことですが、徐々に慣れていくものです。

行政書士というと、役所に提出する書類を作成するだけの地味なイメージがある方も多いと思いますが、なかなか、仕事の幅が広くて面白い仕事です。

これから、行政書士として開業しようかと考えている方は、ぜひ、参考にしてください。



by役に立つ資格試験に合格しよう　行政書士試験編より引用


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by役に立つ資格試験に合格しよう　行政書士試験編





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